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お正月の風習☆

お正月の風習☆

 

お正月を迎えるための準備として、

 

①すす払い

②門松

③しめ飾り

④鏡餅

 

があります。

これには1つ1つ意味があることを

ご存知でしたか。

 

 

①すす払い

すす払いとは、お正月に年神様を

迎えるために1年の汚れを落とす行事です。

 

「すす払い」という響きは、

お寺でほこりを落とす作業のように聞こえますが、

現在の大掃除に当たります。

 

江戸城では12月13日に行われていたことから、

「正月事始め」お正月の準備にとりかかる日

とされていますが、現在の大掃除といえば年末に

される方が多いのではないでしょうか。

 

ちなみに、大掃除を始める場所は神棚からです。

 

 

②門松

門松は、新年に年神様が降りてくる際の目印です。

 

門松といえば、「竹」のイメージですが、

もともと神が宿る木とされていた常緑の松に

長寿を招く縁起ものの竹が添えられたことにより

現在の形となりました。

 

また、門松を29日に立てるのを「苦立て」、

31日に立てるのを「一夜飾り」といい

28日頃に立てるのが良いとされています。

 

ちなみに、玄関に向かって左側を雄松、

右側を雌松と呼びます。

 

 

③しめ飾り

しめ飾りは、年神様を迎えるために家の中が

清められたことを示すための目印です。

 

もともとは、家にも神社と同じように

しめ縄を張り巡らせましたが、徐々に

簡略化され現在のようなしめ飾りや

輪飾りが使われるようになりました。

 

しめ飾りには、縁起の良い

「ウラジロ(不老長寿)」

「ユズリハ(子孫繁栄)」

「ダイダイ(家運隆盛)」

などがあしらわれています。

 

また、門松と同様28日頃に飾るのが

良いとされています。

 

 

④鏡餅

鏡餅は、お迎えした年神様の依り代

(よりしろ=居場所の意)です。

 

昔から、餅は神様に捧げる神聖な食べ物として

祝い事やお祭りには欠かせないものでした。

 

鏡餅の丸い形は、人の魂を模して作られ

それが神事に使う鏡と同じ形をしていたことから

「鏡餅」と呼ばれるようになりました。

 

鏡餅を大小2つ重ね合わせるのは

月(陰)と日(陽)を表し、

縁起が良いと考えられたためです。

 

 

鏡餅も28日頃飾るのが良いとされ、

1月11日の鏡開きにお汁粉などにしていただきます。

 

 

日本古来のお正月の風習を理解し、倣うことで

清々しい新年を迎えてみてはいかがでしょうか☆

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